Dog Fighter |
Dog Worker |
どちらも溝の一端だけがフランジ付きブロックを抜き出せるよう広くなっていて、そこまでブロックをスライドさせないとブロックが取れず、中の餌にもありつけない。ブロックは配置後に上の穴から餌が入れられるよう、またもとは木製だったが簡単に砕けないよう特殊な樹脂製に改良されている。このブロックの補充用は現在のところ amazon.com では扱っておらず、従って壊されないよう監視し、犬が力づくでブロックを抜き取りにかかったらすぐ制止する必要がある (nina-ottosson.com から買えるが安くない) 。
Worker では中央に軽く回転する円盤があってその切り欠き部を溝に合わせないとブロックが取れない。簡単に円盤と切り欠きの役割が理解できるとは思えないが、犬がブロックを鼻で押したりしてブロックが回転するとそれが円盤に伝わるし、無意識に足で円盤を掻いて回したりもするので、簡単に諦めなければ遅かれ取れるようになる。うちの犬は買って十回以内のチャレンジで十分以内に六ヶ所全部取れるようになってしまった。他に四つの単純な穴にぴったり入る木製ブロックも四個あって、これは咥えてまっすぐ引き上げないと抜けない。
Fighter の方にもフランジ付きブロックの抜き取りを妨げるよう短い棒が二本付いており、これを溝の広い方の端に入れると掻き出すのも咥え出すのも難しい。同様にそこに差し込める木製ブロックも二個付いていて難易度を上げられる。
日本のポンポリースも同様なパズルを売っていて、中にはそれなりに難易度の高いものもあるが、スライド式ブロックは紙を積層圧搾して固めたもので壊されやすい。また色を塗ってあるのも衛生上好ましくない。N.O.の一見木製のパズルも本体は集成材だ。
日本ではこうしたパズルやコングのような餌を仕込めるおもちゃを「知育玩具」と称して売っているが、多分そんな名称で売っているのは日本だけだ。正確に言うなら「注意力拘束玩具」だろう。
隠す餌にはドライフードを使っていたが、脂っ気が多いし粉も出がちなので好ましくない。集成材に臭いが染み付く。こないだゴキブリの幼虫が入っていた。鹿肉五膳・馬肉五膳のシリーズはブロックをセットしたあと穴から入れられるし、脂っ気も粉気も少ないので最近はそれを使っている。バランス上からはドライフードが好ましいが。なお、うちの犬のWorkerのスライドブロック6個解除の最新記録は3分20秒程度。
付記: その後2分を割るようになったので使うのはやめた。
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