アマゾンジャパンで野菜の種として売られている東欧産の種子を買ったが、種子から育つのが待てないので犬の散歩中に歩道・空き地・農地など路傍を物色したが中々生えてない。とうとう見つけたので二株抜いてきて植えたら、大きな花が咲く観賞用品種だった。それでも食べるのに問題はないという。しかし、抜いてきた場所を明るい時に見たら誰かが植えたものだったらしい。野菜の種子としての商品には夏すべりひゆと冬すべりひゆとがある。冬の方はF1種だそうだ。
抜いてきた場所
挿し芽もして、その間に種子も蒔いた。花は最初放置していたが、観賞用品種の種子を落とさないように、また草の成長に養分が回るようにそのうち花は蕾のうちに摘むようにした。
プランターに挿し芽したところ
一回収穫して洗ってから潰した大蒜と黒胡椒と一緒に5%の塩水に漬けた。これは3%でも良かったかも知れない。正確に塩を計るには容器に水と野菜 (この場合すべりひゆ) を然るべき線まで入れて重量を測り、容器の乾燥重量との差を元に計算する。一部はかなり長いまま漬けたが、食べる時のことを考えたら 5cm くらいに切るべきだった。五日後に試食したが、シャキシャキとした歯ごたえで美味しかった。
最初のには大蒜と黒胡椒しか加えなかったが、ローリエ(ベイリーフ)・マスタードシードなどを加えるレシピも多い。またすべりひゆを先に茹でたり酢を含む塩水を熱くして注いだりもする。生の方が歯ごたえがいいと思うので加熱する調理法は試さない。二回目はピクリングスパイスというマスタードシードを含む各種スパイスのミックスも使ってみたが、ピリピリしすぎた。
左から二つ目が大蒜と漬けたすべりひゆ
すべりひゆはオメガ3脂肪酸を豊富に含むんだそうで、それもあてにしていたが、植物由来のオメガ3は海洋動物由来のものの代わりにはならないそうだ。しかしビタミンA・B群・C群及びそれぞれの前駆体やグルタミン酸に富んでいる。
ソース:Differences between Omega-3 Fats from Plants and Marine Animals
観賞用品種を抜いてきた場所は翌年には全然別の植物が植わっていた。また最初の年には種から出た株は全て花が咲く前に抜いて使ってしまったが、翌年それだけを蒔いて育てると、葉が大きくてそれほど厚みのない、花は黄色くてすごく小さいものが生えた。まるきり別の植物のようだ。あと、虫が付く。やっぱり野菜だ。
How to Harvest Purslane
Harvesting Purslane for Current and Future Use
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